主教教書(28) 「コロナウイルス感染症感染者数増加の中で」

「コロナウイルス感染症感染者数増加の中で」

日本聖公会東京教区
各教会・礼拝堂・教役者・信徒の皆さま
2022年7月29日

東京教区主教       
フランシスコ・ザビエル高橋宏幸
 現在、「緊急事態宣言」発令はされてはおりませんが、7月20日以降東京都ではコロナウイルス新規感染者数が2万人を超える日が続いており、28日には4万人を超える数字が発表されました。
 「礼拝・公祷の一斉休止」には致しませんが、この状況を鑑み礼拝・公祷休止を決められた所もあります。
 同時に、休止予定のない教会・礼拝堂におかれましては、当初お送りしました「感染防止要件確保」項目の確認と遵守をお願い申し上げますとともに、より細かな状況分析と丁寧な協議のもとで礼拝・公祷実施の有無、あるいは延期に付き念には念を入れての判断をしていただきますようお願い申し上げます。
 判断が厳しく、また難しい状況にありますが、繰り返しておりますように自分のためだけでなく他の方がたのいのちをも守るために、キリストの教会としてくれぐれも慎重な判断や対応をしていただくように重ねてお願い致します。各々の現場の判断へ一層の導きと励ましと祝福をお祈り致します。
 ワクチン未接種者、あるいはできない、しないと判断されている方がたもおられることも心に留め、そのような方がたへの配慮を忘れず一層深く互いに祈り合いながら、この局面を共に歩んでいきたいと深く祈ります。

 罹患された方がたの回復、医療現場にて命がけで献身しておられる方がた、エッセンシャルワーカー、諸施設や教育機関等で献身していらっしゃる方がたの働き、生活上の不安や困難を余儀なくされている方がたへの支え、ご逝去された方がたの魂の平安と悲しみの内にある方がたへの慰め、そしてこの危機の収束を切にお祈り致しますとともに、罹患された方がたへの偏見や差別に陥らぬよう併せて祈ります。

以 上


2022年 8・15 平和メッセージ(管区)

首座主教と正義と平和委員会委員長の連名で、8・15平和メッセージが出されました。
こちらからお読みいただけます。

「広島平和記念公園巡り」動画

8月6日(土)の広島平和礼拝実行委員会より、「広島平和記念公園巡り」の動画が、今週末まで限定公開されています。
広島のことを少しでも覚えてもらえるようにという思いで、実行委員会で作成されたものです。
ぜひご覧ください。

https://youtu.be/12rrsj5wwe8

2022年 平和の祈りのご案内

 

東京教区各教会・礼拝堂御中
教区教役者のみなさま
北関東教区 主教補佐様

2022年 平和の祈りのご案内
-広島原爆の日、長崎原爆の日、敗戦の記念日-

平和

日本聖公会東京教区では、8月15日敗戦記念の日に近い主日(今年は8月14日)に戦争の犠牲者をおぼえて祈ることが決められています。また聖アンデレ主教座聖堂では、平和のために祈る時として、広島原爆の日(8月6日)、長崎原爆の日(8月9日)、また敗戦記念の日(8月15日)に礼拝を行い、犠牲者をおぼえまた世界の平和を求めて祈りを献げてまいりました。

今年もその時を迎えるにあたり、平和への思いをさらに広げ、それぞれの祈りをより深めるため、各教会・礼拝堂でぜひお祈りをともにおささげいただき、それぞれの地で平和の祈りと呼びかけをお願いしたいと考えました。

そこで、祈りの呼びかけのチラシ(主教座聖堂用)祈りの式文(案)をお送りしますので、適宜修正・ご活用いただき、また各教会・礼拝堂のみなさまの状況にあわせて、祈りの集まりをお持ちいただき、平和の祈りの時をご一緒いただきますよう、お呼びかけをさせていただきます。


聖アンデレ主教座聖堂では、以下の様に祈りの時を持ち、原爆・戦争の犠牲者と世界の平和を求めてお祈りいたします。

8月 6日(土) 8時15分  犠牲者をおぼえての祈り、平和の鐘と祈り
8月 9日(火)11時 2分  犠牲者をおぼえての祈り、平和の鐘と祈り
8月15日(月)  正午    平和の祈りと鐘

 ※会場でご参加の方は、定刻15分前にお集まりください。

2022年7月7日

日本聖公会東京教区 聖アンデレ主教座聖堂
主任司祭 司祭フランシス下条裕章


また、西日本宣教協働区では、「2022年 平和礼拝」として以下の礼拝が行われます。合わせお覚えくださいますようお願いいたします。


 

読書室「イコンの黙想」:キリストの洗礼(1)、(2)公開

しばらく間が空いてしまいましたが、読書室「イコンの黙想」にキリストの洗礼(1)、(2)を公開しました。

こちらからどうぞ。

正教会の洗礼に対する考え方がユニークで、考えさせられます。ぜひお読みください。

2022-06-23(木) 18:00:聖職試験 執事説教試験(非公開)

日時 : 6月23日(木) 18時
場所 : 聖アンデレ主教座聖堂
志願者:聖職候補生 ウイリアムズ 藤田 誠

全能の神が志願者をみ旨に従って公会の聖職として召してくださるようお祈りください。

※非公開で行われますが、聖アンデレ教会ホームページより動画配信があります。

2022-06-19(日) 15:00:【沖縄教区】慰霊の日礼拝

2022年6月19日(日) 午後3時
於:北谷諸魂教会

司式:上原 榮正 主教(沖縄教区主教)
説教:岩佐 直人 司祭(三原聖ペテロ聖パウロ教会司祭) 

 

2022-08-09(火) 10:30:【九州教区】長崎原爆記念礼拝(聖餐式)

2022年8月9日(火) 午前10時30分
於:長崎聖三一教会

原爆投下時刻の11時2分に合わせて黙祷いたします。

2022-08-06(土) 08:15:【神戸教区】広島平和礼拝(聖餐式)

2022年8月6日(土)

午前 8時15分:聖餐式
午前10時15分:被爆証言

於:広島復活教会

広島復活教会YouTubeチャンネルよりライブ配信の予定です。

2022-06-04(土) 14:00:教区合同堅信式

司式・説教:主教 フランシスコ・ザビエル 髙橋宏幸
場所:聖アンデレ主教座聖堂

映像配信は、プライバシー保護のため関係者限定とさせていただきます。
詳細は、各教会の牧師にお問い合わせください。

2022年 教区主教ペンテコステ・メッセージ

 

※メッセージは5月26日(昇天日)に公開いたします。

東京教区主教 主教 フランシスコ・ザビエル 髙橋宏幸

2022年5月17日(教区成立99周年記念日)収録

日本聖公会東京教区 教区成立99周年を迎える祈り

日本聖公会東京教区
教区成立99周年を迎える祈り

(東京教区成立:1923年5月17日)

5月17日とその日に近い主日・週日にお用いください。

恵みに満ち溢れる全能の神よ、
あなたがみ心を行うためにこの地に礎を据えられた東京教区(ことに、____教会/礼拝堂〜____)を愛し、導いてこられたことを感謝します。
どうかこれからも、教会、礼拝堂、学校、幼稚園、保育園、また様ざま施設の働きの中で、あなたの愛のみ言葉を宣べ伝え、恵みのみ光の中で、神と人びとに仕えることができますように。
わたしたちの思惑や期待より、あなたのみ旨を求め行うことができますように。そして何よりも、わたしたちを遣わしてくださっているそれぞれの地域の必要を受けて、あなたの働きを見出してゆくうつわへと成長させてください。
主イエス・キリストによって、お願いいたします。アーメン

東京教区成立99周年となる今年の記念日にあたり、これまでの教区の教会・礼拝堂、諸施設とそれぞれの地域にあって宣教の働きを担っている私たちの営みをおぼえて、ともに祈りをお献げすることをおすすめいたします。
来年、教区成立100年を迎えようとするこの時、神さまの愛と導きをおぼえて感謝をささげるとともに、私たちがともにキリストのみ業に与ってゆくことができますよう、祈念いたします。

また、教区成立記念日を迎えるにあたって、私たちの歩みを想い起すため、以下の資料のご活用をおすすめします。

2022年5月 使徒聖ピリポ・使徒聖ヤコブ日
日本聖公会東京教区 聖アンデレ主教座聖堂

主教イースターメッセージ「甦りのいのちに与りながら」

「甦りのいのちに与りながら」

+ イエス様の甦りを感謝し、お祝い申し上げます

 「週の初めの日の明け方早く、準備しておいた香料を持って墓に行った」と、福音書にあります。婦人たちがお墓へと急いだのは、今は亡き過去の方となった、そして、それ以外には考えようのないイエス様の葬りの備えのためでした。ところが、そこにあるはずのご遺体が見つからず途方に暮れていると、輝く衣を着た二人の人が現れ、言います。「なぜ、生きておられる方を死者の中に捜すのか。あの方は、ここにはおられない。復活なさったのだ。まだガリラヤにおられたころ、お話しになったことを思い出しなさい。人の子は必ず、罪人の手に渡され、十字架につけられ、三日目に復活することになっている、と言われたではないか」と。婦人たちはイエス様の言葉を思い出しますが、簡単にはイエス様の甦りを信じることはできなかったことでしょう。
 けれども婦人たちは、「ここにはおられない」という言葉を受けてあちこち探し回りはせず、反対に「ここ」だけに注目して「イエス様が消えた、ご遺体が無い」と騒ぎ立てもしませんでした。もしそうしていたなら、「結局は甦りなどあり得ないことだ」で終わってしまったことでしょう。しかし、婦人たちはイエス様の言葉を思い出し、イエス様の言葉に心を添わせ、自らをコミットさせました。
 さらに、福音書はこうも書き残しました。「あなたがたより先にガリラヤに行かれる。そこでお目にかかれる」と。そのお告げを聞いた婦人たちは、恐れながらも大いに喜び、急いで墓を立ち去り、天使の「お目にかかれる」という言葉を心に深く刻み込んで弟子たちに知らせるために走って行きました。ともすると、どのように甦えられたのかというほうに関心が向きがちですが、本当に大切なことはイエス様にお目にかかる、それ以上にイエス様のほうから出会ってくださるということです。しかも、お目にかかるとはちらっと見たとか、通りすがりに見たのではなく、相見えた、しっかり向き合い始めたということです。福音書に登場する多くの人たちは、イエス様に向き合い、向き合っていただくことを通して人生に大きな転換が起こったり、神様に造られ、いのちの息吹を注ぎ込まれた本来の自分を取り戻したりしました。
 また、福音書は「あの方は、あなたがたより先にガリラヤへ行かれる。そこでお目にかかれる」と、今も私たちに伝えてくれています。そのガリラヤとは、かつて弟子たちがイエス様に出会い、イエス様から出会っていただき、お召しに与り、神様のいのちの内に第一歩を踏み出した所であり原点であり、今度は甦りのイエス様との出会いが備えられ、待ち受けている所です。このガリラヤに例えられる原点は私たちにも備えられています。不安の絶えない世の中ですが、甦りの恵みと力に与り、日々新たに歩み続けていくことができるよう祈り合いたいと思います。
 また、ウクライナでの悲惨な状況に置かれている方がた、未だ不安の拭えないコロナウイルス感染症に苦しむ方がた、医療に献身、従事しておられる方がたのために祈り続けます。
 神様の御恩寵の内に、主イエス・キリストの甦りの時を迎えられますように。
(主教 髙橋宏幸)